WC

トイレじゃないよ。
見てない人は見ない方が吉。


World Cup最終予選の初戦、北朝鮮戦!
予想どおり熱い試合だった。
北朝鮮の実力が未知数でメディアが煽ってたというか北朝鮮に欲情してたけど、
Jリーグ所属選手のインタビューなどの情報からは、体力主義の韓国タイプに組織的な動きをつけたチームだろうくらいのイメージで。
逆に北朝鮮の方が日本の情報を把握してる分、それでも6:4で日本が勝つかなと思ってました。

始まって見ると前半早々FKで先制。これはのちのちのことを考えると大きな得点だった。前半は、両サイドの加地、三都主の上がりと、中盤の押上げ&早いプレッシングで日本が支配していた。FWの二人の動きはまずまずだけど、小笠原はじめキープ力があるので、北朝鮮もうまくボールをまわせない状況。何度かあったチャンスを逃して30分を過ぎると、日本のボールへ寄せるタイミングが遅くなって、北朝鮮も徐々にリズムをつかみ始めた。よってダイレクトプレーでつながれ始めたけど、フリーで打たせる場面が少なかったので失点には至らず。後半を大いに期待させる形で前半終了。

北朝鮮は1次予選の全得点11点中9点を後半に叩き出しているという事実からも、後半は5分だろうなと思った。実際はかなりボールを回されて、そんなのがダイレクトに4人繋がってDFが後手後手になって失点を許してしまった。左足アウトサイドにかけて意表をつくいいシュートだったけど、楢崎なら止めてたかも。なんとなく。もしくはアトランタのアドレナリン出まくりの川口。川口は97年の最終予選、98年本大会、2002年本大会(サブ)、デンマークと経験してきて、ここに来てすごく大人になってしまって落ち着きすぎてる感じがある。でもまぁあれは全員振られて逆をつかれた時点で負けだな。

同点になってからは北朝鮮ペースで、下手したら負けるなというムードの中、日本は高原と中村を投入。ボールが少し落ち着きだして、なんとかゴール前まで持っていけるようになった。サブでこの二人を出せるってなんて豪華な。これも国内組の力がかなりついてきた証拠だな。残り10分過ぎると、北朝鮮が完全に引いてしまって真ん中にスペースがなくなったので、早めに放り込んでとにかく入れろ見たいなサッカーになった。やっべぇ、同点で終わるんじゃないかこれ。と同時にオマーン戦のロスタイムのラッキー再来もありそうだなと思ってたら再来した!うおぉっぉぉ!放り込んでみるもんだ。

とにかく勝ち点3を取る事が重要な試合だったんでかなり良かったんじゃないでしょうか。小笠原はもうちょっとやれるはずなのに、ちぇっ、って顔して納得行かない顔だったけど。

次戦はカード累積で出れない田中誠の位置には松田で、三都主の位置に誰を入れるかだなー。代わりに三浦淳で、4バックにして福西、中村、小笠原、加地でFWは前半は鈴木、玉田で、高原と大黒は後半に。中盤がこう着状態になったら本山入れてかき回すと。こう考えるとバリエーション増えたなにっぽん。

ジーコが鈴木を使い続ける理由もなんとなく分かってきた。
かつては某所でノーゴール師匠と呼ばれるほど、シュートが枠に飛びませんでしたが。
あれはDFにとってはかなり助かるプレーをしている。
頭で点取れるようになってきて、あぁ、テクニックでDFを抜き去ることを求めちゃいけないんだなと(笑
なにより自分でどういうプレーをすればチームにとっていいのか理解して徹しているところが鈴木の強みなんではないだろうかと。



録画して見ようかと思ってる人もいるかもしれないし、
興味のない人もいるかと思うんでこっそりとレビューしてみました。
一体誰に向けて書いているのだろうか、これ。
長いよ。