まーてぃん

ぶたに熱くなった後はパルコへ。
楽器屋があったんで四次元のスコア探しに行ったら案の定、”ミスチルコンプリート「君がいた夏」から「四次元」まで!”っていう、リリースのたびに新曲だけ追加して毎回出版されるやつしかなくてがっかり。四曲入りだし、久々にドレミ出してもいいんじゃないかと思いつつギターを物色。そりゃぁもう桜井さん愛用Martinに目が行くわけです。もう見上げる位置に飾ってあって、扱いが違う。何より値札の桁が違う。

で、で、見るとMartinに試奏フェア中みたいな紙が挟んである。
え、そう?それならとまぁ5分くらい迷って言っちゃいました。

「これ弾いてみていいですか?」

げげげぇ!言っちゃった!言っちゃった!
なんて大胆な今日の俺っ、アレッ、俺、何してんだろう。
店員が調弦するのを待ってると、客にチラ見されます(笑)
膝に置いたときに感じたのが、こうシンプルな高級感とでもいいましょうか、
本物って無駄なもんがないと言うか。
そんな本物を偽者極まりない青年がぽろんぽろんとね、弾いて見ましたよ。
あならびゅーのイントロをそれはもう控えめに鳴らしたんだけど、
もうCDかと思った。
これで弾いた音がCDに収録され、ライブで演奏されてんだな〜と思って感動。音がすっごくきれいです。

所詮僕が持ってるフォークギターは、ちょい昔のジャンプの裏表紙あたりに載っていた「これで君もミュージシャンになれる!」と謳っている初心者用、通称「ジャンプの裏ギター」、略して「裏さん」だったんで、一気に最低ランクと最高ランクを経験して、「ごめん裏さん!もうあんた弾けない!」と思ったのでした。可哀そうな裏さん。

「これすごく音がいいですね!とりあえず考えます」と言って、そそくさとあせくさと完全に冷やかしで帰りました。すごくギターが欲しくなったんで来月あたり買うかも。Martinは車選びのような、いろいろ我慢を重ねれば手に入らなくもないところが悩ましい。もっと手頃なところで修練を積んでからだなー。


ということで、ぎたとブターに熱くなった一日でした。
ブター。